内臓疲労と背骨のゆがみの深い関係
「最近、疲れが取れない…」
「胃腸の調子が悪い日が続く」
「原因がよくわからないのに体がだるい」
こうした 内臓疲労 を訴える方が、ここ数年でとても増えています。
しかも、ただの“飲みすぎ”や“寝不足”だけではなく、
自律神経の乱れや背骨のゆがみとセットで起きていることが多いのです。
あなたも、
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猫背が気になる
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呼吸が浅い
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腰が反りすぎている
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姿勢を正してもすぐに戻ってしまう
こんな状態はありませんか?
実はこれらは、すべて 内臓疲労と背骨のゆがみが連動しているサインです。
■ 内臓の疲れは「背骨のゆがみ」と直結している
体の中で内臓は、じつは背骨と筋膜・靭帯でつながっています。
そのため、内臓が疲れると…
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重くなる
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垂れ下がる(内臓下垂)
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動きが悪くなる
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血流が落ちる
これらが起き、背骨を引っ張ってゆがませる方向に働きます。
特に関係が深いのは以下の組織です。
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横隔膜(呼吸筋)
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腸腰筋
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腰椎(L1〜L5)
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胸椎(T5〜T12)
つまり、内臓疲労が続くと 姿勢が崩れ、背骨のしなりが失われ、自律神経がさらに乱れるという悪循環に入ってしまうのです。
■ 内臓疲労が背骨に影響する「科学的理由」
① 内臓は“自律神経”で動いているから
胃腸・肝臓・腎臓・膵臓など、すべての内臓は自律神経の支配下にあります。
自律神経が乱れると、
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消化不良
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便秘
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胃の張り
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食欲不振
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だるさ
といった症状が出ます。
自律神経は脊髄から出ているため、
背骨がゆがむ → 自律神経が乱れる → 内臓が疲れる
という構造になります。
② 横隔膜の硬さが内臓の動きを止める
呼吸が浅い方は、横隔膜が十分に動いていません。
横隔膜は内臓の“ポンプ”なので、硬くなると、
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肝臓のうっ血
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胃が圧迫される
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腸の動きが悪くなる
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血流・リンパの流れが停滞する
これらが起き、内臓疲労が加速します。
そして横隔膜が固まると、背骨が丸まり、姿勢もさらに崩れます。
③ 内臓が疲れると無意識に姿勢が悪くなる
内臓疲労があると体は自然に“守る姿勢”をとります。
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肋骨が閉じる
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背中が丸くなる
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骨盤が後傾する
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腰の動きが悪くなる
これが慢性腰痛・肩こり・首こりの原因にも。
つまり、内臓の不調は 背骨をゆがませるだけでなく、体全体のバランスを崩すのです。
■ ではどう解決していく?
治すべきポイントはたった3つ。
① 背骨のしなりを取り戻すこと
背骨が整うと自律神経が安定し、内臓の働きも回復していきます。
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胸椎の柔軟性
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腰椎の自然なカーブ
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骨盤の角度
これらが整うと、内臓の位置が正常に戻り、負担が減ります。
② 深い呼吸を取り戻すこと
内臓疲労の改善に呼吸は欠かせません。
深い呼吸ができると…
✓ 横隔膜が柔らかくなる
✓ 内臓がゆるやかに動き出す
✓ 血流・リンパが改善
✓ 副交感神経が働く
✓ 背骨の緊張が取れる
呼吸は内臓と背骨の間にある“ブリッジ”のような存在です。
③ 背骨と内臓の動きを邪魔している筋緊張を取ること
特に重要なのは…
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腸腰筋
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肋間筋
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腰方形筋
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背筋群
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横隔膜
ここが固いままでは何をしても改善スピードが遅くなります。
背骨ケアはこれらの筋緊張を同時にゆるめられるため、内臓疲労改善に非常に相性が良い方法なのです。
■ 放置するとどうなる?
健康被害は“静かに、しかし確実に”進行します。
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慢性疲労が抜けなくなる
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胃腸トラブルが続く
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呼吸がどんどん浅くなる
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腰痛・肩こりが慢性化
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寝ても疲れが回復しない
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自律神経失調症へ移行
内臓疲労は放っておくと、背骨も姿勢も、体調も悪化し続けます。
■ 今できる小さな行動
今日からできるのはたった1つ。
“背骨が伸びる呼吸”を1日3回だけやること。
★ 30秒でできる簡単ステップ
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胸を軽く張る
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おへその下を細く長く吸い込む
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ゆっくり細く吐く
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背骨の1つ1つが伸びるイメージ
これだけで内臓の動きが少しずつ戻り、
背骨のゆがみも改善し始めます。
■ 最後に:あなたの体は“まだ回復できる”
どれだけ疲れが溜まっていても、
内臓も背骨も本来の力を取り戻せます。
そして、
背骨が整えば内臓が動き、内臓が動けば自律神経が整い、体調は必ず上向きます。
今日の「たった30秒の呼吸」から、
あなたの体は確実に変わり始めます。
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辻佳孝








