目の疲れと睡眠の関係
最近、こんなことはありませんか?
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朝起きても目がパッチリしない
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スマホやゲームのあと、目がしょぼしょぼする
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目の奥がズーンと重たい
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昼間もなんだか眠たい…
これ、実は「目の疲れ」と「睡眠の質」が関係しているんです。
私たちの体は、目から入ってくる光で「昼」や「夜」を判断し、体内時計を調整しています。
でも現代の生活は、スマホやテレビなどからのブルーライトで、このリズムがくるってしまいがちです。
● 目の疲れが睡眠をじゃまする?
目が疲れると、「目のかすみ」や「ドライアイ」だけでなく、頭や肩まで重く感じたりします。
これが夜になっても続くと、体がリラックスモードに入れなくなってしまうのです。
人の体には、「交感神経」と「副交感神経」という自律神経があります。
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日中にがんばる神経(交感神経)
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夜にリラックスする神経(副交感神経)
目が疲れたままだと、交感神経がずっとオンのまま…。
すると、夜になっても心も体も休まらず、眠りが浅くなってしまいます。
● よく寝たのに、目がスッキリしない理由
「8時間寝たのに、まだ眠い…」という人もいますよね。
これは睡眠の“質”が悪いせいかもしれません。
質のよい睡眠には、こんな条件が必要です:
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寝る前に目や脳がちゃんとリラックスしている
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体が冷えすぎたり暑すぎたりしていない
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寝る前にスマホやテレビを見すぎていない
もし寝る直前までブルーライトを浴びていたり、目がしょぼしょぼのままだと、深い眠り(ノンレム睡眠)に入るのがむずかしくなります。
● このまま放っておくとどうなる?
目の疲れと睡眠不足をずっと放っておくと…
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集中力が落ちる
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イライラしやすくなる
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朝がつらくて学校に行きたくなくなる
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めまいや頭痛が出る
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自律神経のバランスがくずれる
さらにひどくなると、「睡眠障害」や「自律神経失調症」につながることも。
「ちょっと疲れてるだけ」と思っていても、体の中では大きな変化が起きているかもしれません。
● じゃあ、どうすればいいの?
ここからは、目の疲れをいやし、ぐっすり眠るための方法をご紹介します。
① ブルーライトカットを意識する
寝る1時間前には、スマホ・ゲーム・テレビはできるだけお休み。
どうしても見たいときは、画面の「ブルーライトカット」モードを使うか、ブルーライトカットメガネを使うといいですよ。
♀️② 目を温めてから眠る
目が疲れているときは、温めるのが効果的。
やり方はかんたん:
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清潔なタオルをぬらして、レンジで30秒〜1分ほどチン
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それを目の上にのせて、3〜5分リラックス
これだけで、目の周りの血流がよくなって、交感神経がオフに。
ぐっすり眠りやすくなります。
️③ 寝る前の光・音・においに気をつける
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照明は暗めに(オレンジ色のあかりがおすすめ)
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静かな音楽や自然の音を流すと◎
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ラベンダーなどのアロマもリラックスに効果あり
五感(視覚・聴覚・嗅覚)から副交感神経をやさしく刺激することで、心も目もリラックスしていきます。
④ 目をつかわない「眠りのスイッチ」を作る
スマホの代わりに:
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絵本や紙の本をゆっくり読む
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呼吸を深くする
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ストレッチをして首や肩をゆるめる
これらは、目を使いすぎないでできる「眠りの準備」。
夜がぐんとラクになります。
● 今日からできる小さな一歩
「全部やるのはむずかしい…」と思ったら、一つだけ始めましょう。
たとえば、「寝る前の10分だけスマホを見ない」でもOK。
それだけで目は「ありがとう」と言ってくれます。
● 明日、目がスッキリして笑顔になれるように
目が疲れると、心も体もどんよりしてしまいます。
でも、ぐっすり眠って、ちゃんと目が回復すれば、
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朝の光がまぶしくて気持ちいい
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勉強や仕事に集中できる
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表情がいきいきして、まわりにもやさしくなれる
そんな毎日が待っています。
次回は、「寝起きの頭痛と睡眠の関係」についてお話しします。
朝からスッキリしない日がある方、ぜひまた読みにきてくださいね
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辻佳孝
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