【睡眠と自律神経の関係】眠れない夜が体を壊す前にできること
「夜、布団に入ってもなかなか眠れない…」
「寝てもすぐ目が覚める」
「朝起きても疲れが取れない」
そんな悩みを感じていませんか?
実はそれ、自律神経の乱れが深く関係しています。
◆ 眠れない人が抱える問題
季節の変わり目や、気温差のある時期になると、体調を崩しやすくなります。
「なんとなく体が重い」「やる気が出ない」「頭がボーっとする」──そんな日が続くと、心まで疲れてしまいますよね。
人の体は、日中に活動する「交感神経」と、夜にリラックスする「副交感神経」のバランスで保たれています。
しかし、ストレス・スマホ・不規則な生活などによってこのバランスが乱れると、夜でも体が「戦闘モード」のまま。
つまり、自律神経が休めず、眠りのスイッチが入らないのです。
◆ 眠れないと…
眠れないと、翌朝つらい。
頭が働かず、イライラして人に優しくできなくなる。
さらに、免疫力が下がり、風邪をひきやすくなったり、肩こりや腰痛が悪化することもあります。
あなたが悪いわけではありません。
現代は、夜でも明るく、スマホからの光や情報が脳を刺激し続けています。
心も体も「常にON」の状態になりやすい社会なんです。
◆ 睡眠の質を上げる3つのポイント
眠ることは「脳と体のメンテナンス」。
眠りの質を高めることで、自律神経も整い、朝スッキリと目覚められるようになります。
今日からできる3つの習慣を紹介します。
① 寝る1時間前はスマホOFF
スマホの光(ブルーライト)は脳を覚醒させます。
できれば寝る1時間前にはスマホを置き、照明も少し暗くしてあげましょう。
副交感神経が優位になり、自然と眠気が訪れます。
② 深呼吸をしてリラックス
深くゆっくりとした呼吸は、自律神経のバランスを整える効果があります。
4秒吸って、8秒で吐く「4・8呼吸」を寝る前に10回ほど行うだけでも、心拍が落ち着き、眠りやすくなります。
③ 朝の光を浴びる
朝起きたらカーテンを開け、太陽の光を浴びましょう。
体内時計がリセットされ、夜に自然と眠くなるリズムが整います。
これが「睡眠リズムのスイッチ」です。
◆ 眠れない日が続くと…
睡眠不足が続くと、自律神経の乱れが慢性化し、
頭痛・めまい・動悸・倦怠感・冷えなどの自律神経失調症へ進行することもあります。
また、ホルモンバランスの崩れや免疫低下によって、
「風邪をひきやすい」「疲れが取れない」「気分の浮き沈みが激しい」といった不調が長引きます。
つまり、“眠れない=ただの疲れ”ではなく、体からのSOSサインなのです。
◆ 今日から始めてほしいこと
難しいことをしなくても大丈夫。
・寝る前にスマホを見ない
・お風呂で体を温める
・布団に入ったら深呼吸
この3つを意識するだけで、自律神経が整い始めます。
もし「最近眠れない」「体がだるい」と感じたら、
それは体が「休ませて」と言っているサイン。
早めの対策が、未来のあなたを守ります。
◆ ぐっすり眠れる夜が、あなたを変える
しっかり眠れるようになると、
朝スッキリ目覚め、頭が冴えて、気持ちにも余裕が生まれます。
笑顔が増え、人間関係も良くなり、仕事や家事もはかどります。
「よく眠れる=よく生きる」こと。
自律神経を整え、質の良い睡眠をとることが、元気で幸せな毎日の第一歩です。
今日から少しずつ、眠るための環境とリズムを整えることを始めてみましょう。
次回は「呼吸と自律神経のつながり」について、
さらに深く分かりやすくお話しします。お楽しみに。
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辻佳孝