脊柱管狭窄症とは?歩くのがつらいあなたへ
「少し歩くと足がしびれて休みたくなる」「腰が重だるくて長時間歩けない」──そんな悩みを抱えていませんか?
もしかすると、それは 脊柱管狭窄症 が原因かもしれません。
脊柱管狭窄症とは、背骨の中を通る「神経のトンネル=脊柱管」が狭くなり、神経が圧迫されることで腰や足に痛みやしびれが出る病気 です。特に中高年に多く、放置すると日常生活に大きな支障をきたすことがあります。
こんなことってない?
脊柱管狭窄症で多い悩みにはこんなものがあります。
-
少し歩くと足がしびれて、立ち止まらないと歩けない
-
腰を反らすと痛みが強くなる
-
台所や買い物などの家事がつらい
-
散歩や旅行ができなくなり、外出が減った
-
将来「手術が必要になるのでは?」という不安
こうした悩みは、患者さんにとって 身体的な痛みだけでなく、精神的な不安や生活の質の低下 に直結します。
精神的にも…
「歩けなくなるのでは?」という恐怖は、とても大きなストレスです。
特に、以前は元気に歩けていた人ほど「どうして自分が?」という気持ちを強く抱きます。
さらに、家族や友人と外出する機会が減ると 孤独感やうつ症状 につながることもあります。
脊柱管狭窄症は、ただの腰痛ではなく「人生の楽しみ」を奪ってしまう病気でもあるのです。
問題の解決策
1、医学的なアプローチ
脊柱管狭窄症の治療は大きく分けて 保存療法と手術 があります。
-
保存療法
・ストレッチやリハビリで柔軟性を高める
・薬(消炎鎮痛剤や神経の血流改善薬)
・ブロック注射
・整体や物理療法で姿勢を整える -
手術
・歩行障害が進み、生活に大きな支障がある場合に検討
・神経を圧迫している部分を取り除く
2、生活習慣の見直し
-
正しい姿勢を意識する(猫背や腰反りはNG)
-
適度な運動(ウォーキングやストレッチ)
-
睡眠の質を高め、自律神経を整える
-
体重管理で腰への負担を減らす
3、背骨のバランス調整
背骨や骨盤のゆがみは、脊柱管をさらに狭めてしまう原因の一つです。
整体や背骨調整で 神経や筋肉の緊張をやわらげる ことで、症状の改善につながるケースもあります。
危機感を持つことの大切さ
「まだ大丈夫」と思っていても、放置すると歩ける距離がどんどん短くなるのが脊柱管狭窄症の怖いところです。
最悪の場合、手術が必要になったり、杖や車椅子が欠かせなくなる可能性もあります。
しかし逆に言えば、早めに生活習慣や姿勢を整えることで進行を防ぐことができるのです。
まずは小さな一歩から…
今日からできることは、ほんの小さな一歩です。
-
椅子に座るときは背筋を伸ばす
-
毎日5分でもストレッチをする
-
寝る前に深呼吸で副交感神経を整える
もし症状が続く場合は、専門家に相談して 体のバランスを調整するケア を始めましょう。
明るい未来へ
脊柱管狭窄症は確かに厄介な病気ですが、正しい知識と対策で「進行を防ぎ、歩ける未来」を守ることができます。
「また旅行に行きたい」「孫と一緒に歩きたい」──そんな願いは決して夢ではありません。
次回は「脊柱管狭窄症と運動の正しい関係」について、さらに詳しくお伝えしていきます。
問い合わせ先
•住所:岸和田市土生町3−15−24 Mフラット201
•電話番号:072-447-9370
↑↑↑ こちらから!
•営業時間:
火曜日~金曜日 /
10時00分~13時00分
14時00分〜19時00分
土曜日 / 10時00分〜16時00分
日曜日 / 9時00分〜12時00分
月曜日 / 休診日
DRT岸和田駅前整体院
辻佳孝