運動と自律神経の関係
私たちの体の中には、24時間働き続ける「自律神経」という仕組みがあります。自律神経には、体を元気に動かすときに働く「交感神経」と、体を休ませ回復させるときに働く「副交感神経」の2つがあります。このバランスが整っていると、私たちは健康で元気に過ごせます。
では、このバランスを整えるために大切なのが「運動」です。運動といっても、激しいスポーツだけではなく、散歩やストレッチ、軽い体操なども含まれます。
悩みの裏に潜む
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運動不足で体がだるい、重い
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少し歩くだけで疲れてしまう
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夜なかなか眠れない
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気持ちが落ち込みやすく、ストレスを感じやすい
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肩こりや腰痛など、体の不調が続いている
こうした悩みの裏側には「自律神経の乱れ」が隠れていることが少なくありません。
無理せず始める
「運動しなきゃ…」と思っていても、忙しくて時間が取れなかったり、体力に自信がなかったりして、つい後回しにしてしまうものです。また、無理に頑張って激しい運動をすると、逆に疲れて続かないという経験をした人も多いのではないでしょうか。
その気持ちはとても自然なことです。だからこそ、「無理をせず、できることから始める」ことが大切です。
やってみよう!
自律神経を整えるための運動は、特別なものではありません。小さな習慣で十分に効果があります。
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ウォーキング
毎日15〜20分、リズムよく歩くことで、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになります。 -
ストレッチ
寝る前に軽く体を伸ばすと副交感神経が優位になり、眠りやすくなります。 -
深呼吸と組み合わせる運動
ゆっくり呼吸を意識しながらのヨガや太極拳は、心を落ち着け、自律神経を安定させます。 -
日光を浴びる活動
朝の散歩は体内時計を整え、夜の睡眠の質を高めます。 -
無理のない継続
1回に長時間運動するより、毎日少しずつの方が自律神経にはプラスになります。
傷口が大きくならないうちに…
もし運動不足が続くと、自律神経の働きが乱れやすくなり、体調不良だけでなく心のバランスも崩れやすくなります。免疫力が下がり、風邪や生活習慣病にもかかりやすくなることがわかっています。
「まだ大丈夫」と思っていても、運動をしない生活が続けば、知らないうちに体は悲鳴を上げてしまうのです。
一歩踏みだす
だからこそ、「今日からできる小さな一歩」が大切です。例えば、エレベーターではなく階段を使う、夜寝る前に肩や腰を軽く回す、朝5分だけ外を歩く――そんなちょっとした運動でも、自律神経は少しずつ整い始めます。
景色が変わる
運動を習慣にすれば、自律神経のバランスが良くなり、夜はぐっすり眠れて、朝はスッキリ目覚められるようになります。気持ちも前向きになり、ストレスに強くなります。肩こりや腰痛などの体の不調も軽減し、毎日を軽やかに過ごせるようになります。
自律神経と運動はまるで「仲のよいパートナー」です。あなたの今日の小さな一歩が、未来の元気な体と心をつくります。
次回は「ストレスと自律神経の関係」について、一緒に考えてみましょう。
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辻佳孝