梅雨のだるさやイライラは「タンパク質不足」かも？
雨が続く梅雨の時期。
「なんだか体が重い」「気分がスッキリしない」そんなふうに感じていませんか？
朝起きてもすぐに疲れていたり、イライラしたり、理由もなく落ちこんでしまったり…。
実はそれ、「タンパク質が足りていない」ことが原因かもしれないんです。
◆ なんとなく不調…梅雨になると毎年つらい
梅雨になると、こんな声をよく聞きます。
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「体がだるくて何もしたくない」
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「頭が重くて集中できない」
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「朝からやる気が出ない」
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「うつっぽくなってしまう」
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「寝ても疲れがとれない」
これらの不調は、「気象病」や「自律神経の乱れ」と呼ばれることもありますが、
じつはその背景に「栄養のかたより」があることに気づいていない人も多いのです。
◆ がんばっているのに不調…それは“心と体の栄養不足”
心の元気と体の元気はつながっています。
私たちの体は、食べたものでできています。
とくに**脳や神経のはたらきに必要な「タンパク質」**が足りないと、
梅雨時期の気圧の変化や天気の悪さに負けてしまいやすくなります。
「うつ症状やだるさは、脳のエネルギー不足からくる。
そのためにはまず、タンパク質と鉄をしっかりとることが大切です。」
頑張りすぎているあなた。
栄養不足で、エネルギー切れになっているのかもしれません。
◆ まずはタンパク質をしっかりとることから始めよう！
タンパク質とは、筋肉や皮ふ、髪の毛、ホルモン、免疫、そして脳の材料になる大事な栄養です。
でも、現代人の食事は「おにぎりだけ」「パンとコーヒーだけ」など、糖質ばかりでタンパク質が足りていない人が多いのです。
🍳 タンパク質をとるポイント
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朝食に「卵」「納豆」「ヨーグルト」「ツナ」「チーズ」などをプラス
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おやつ代わりに「ゆで卵」や「プロテインドリンク」もOK
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「お肉・魚・大豆」を1日3回意識して食べる
朝食にタンパク質をとると、1日のスタートがしっかり切れるので、梅雨時のリズムの乱れにも負けにくくなります。
また、タンパク質をとるときは「鉄分」もセットでとることがポイントです。
とくに女性は「隠れ鉄不足」が多く、倦怠感や情緒不安定の原因にもなります。
◆ 放っておくと、夏バテ・自律神経失調症へ…
「梅雨がすぎれば元気になるから…」と、体のだるさをがまんしていると、
そのまま夏バテや自律神経の乱れにつながってしまうこともあります。
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寝つきが悪い、朝起きられない
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食欲がわかない
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ちょっとのことでイライラする
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涙が止まらない、気持ちが不安定
そんな状態がつづくと、心のエネルギーも底をつき、
「何もしたくない」「動けない」なんてことにもなりかねません。
今のうちに、「自分の栄養を見直すチャンス」と考えて、
体と心の土台を整えていきましょう。
◆ 今日からできる３つの習慣
難しいことを始めなくても、まずは「できること」からでOK。
✅ ① 朝食に卵や納豆をプラスしよう
「パンだけ」「コーヒーだけ」では、エネルギーが足りません。
卵1個と納豆だけでも、朝のやる気が全然ちがいます。
✅ ② プロテインを取り入れてみる
食べるのが難しいときは、プロテイン飲料でもOK。
子どもも飲めるタイプがあるので、家族みんなで取り入れてみましょう。
✅ ③ よく噛んで食べる
栄養は、よく噛んで消化してこそ吸収されます。
食べるときはスマホを置いて、ゆっくりと食事を楽しみましょう。
◆ ちゃんと食べれば、ちゃんと元気になる！
「最近なんかしんどいな…」と思っていたら、
それはあなたが悪いわけではなく、栄養が足りていないだけかもしれません。
私たちの体は、きちんと食べて、よく眠れば、ちゃんと元気を取り戻します。
梅雨が明けたら、夏の太陽が待っています☀️
その時に思いっきり動けるように、今から体のエネルギーをしっかり貯めておきましょう。
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辻佳孝
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