「DRT岸和田駅前整体院」症状を早期に根本改善!

過敏性腸症候群と背骨の関係

IMG_0016〜お腹の不調は「腸」だけの問題ではありません〜

「大事な予定の前になるとお腹が痛くなる」
「下痢と便秘をくり返している」
「病院では異常なしと言われたけどつらい」

このような症状に悩んでいませんか?
それは 過敏性腸症候群(IBS) かもしれません。

実はこの症状、腸だけでなく背骨の状態が深く関係していることが、臨床の現場ではよく見られます。


◆ 原因が見えないお腹の不調

過敏性腸症候群のつらさは、

  • 検査では異常が見つからない

  • 薬を飲んでもスッキリしない

  • 周囲に理解されにくい

という点にあります。

「気にしすぎ」「ストレスでしょ」と言われ、
ますます不安や緊張が強くなってしまう方も多いのです。


◆ がんばり屋さんほどなりやすい

過敏性腸症候群の方には、こんな特徴がよく見られます。

  • まじめ

  • 気をつかいすぎる

  • 我慢強い

ストレスを外に出せず、体の中にため込んでしまうと、
腸が代わりに反応してしまうのです。

お腹の不調は、心と体からの「助けて」のサインです。


◆ 過敏性腸症候群と自律神経の関係

ストレスが続くと交感神経が優位になり、
腸の動きが早くなりすぎたり、止まりすぎたりします。

その結果、
下痢・便秘・腹痛・ガス・お腹の張りといった症状が起こります。


◆ なぜ「背骨」が関係するのか?

自律神経は、背骨の中を通る神経の通り道です。

背骨がゆがんだり、硬くなったりすると、

  • 神経の伝達がスムーズにいかない

  • 内臓への命令が乱れる

  • 腸のリズムが崩れる

といった影響が出てきます。

特に、
背中〜腰(胸椎・腰椎)の硬さは、腸の働きと深く関係しています。

◆ 姿勢の乱れが腸を苦しめる

長時間のスマホ・デスクワーク・猫背の姿勢が続くと、

  • 背骨が丸くなる

  • 内臓が圧迫される

  • 血流が悪くなる

結果として、
腸が本来の動きをできなくなってしまいます。

これは年齢や体質の問題ではなく、
日常姿勢の積み重ねによるものです。

◆ 問題を放っておく危険性

過敏性腸症候群を「そのうち治る」と放置していると、

  • 不安が強くなる

  • 外出が怖くなる

  • 仕事や学校に支障が出る

さらに、自律神経の乱れが慢性化し、
頭痛・不眠・めまい・肩こり・倦怠感へと広がることもあります。

腸の不調は、体全体の不調の始まりなのです。

◆ 背骨をいたわる習慣

まずは、難しいことをする必要はありません。

① 姿勢を正しすぎない
ピンと伸ばすのではなく、「楽に立つ・座る」を意識しましょう。

② 深い呼吸をする
背中をふくらませるように、ゆっくり鼻から吸って、口から吐きます。

③ お腹と腰を冷やさない
冷えは腸の大敵。腹巻きや温かい飲み物がおすすめです。

④ 同じ姿勢を続けない
30分に1回、軽く体を動かすだけでもOKです。

◆ 小さな一歩から…

過敏性腸症候群は、
「腸が弱いから」起こるのではありません。

背骨・自律神経・姿勢・ストレス
これらが少しずつ乱れた結果として、腸に出ているのです。

体を全体で見てあげることで、
腸は安心し、少しずつ落ち着きを取り戻していきます。


◆ 明るい未来へ

背骨が整い、呼吸が深くなり、
自律神経が落ち着いてくると、

  • お腹の不安が減る

  • 外出が楽になる

  • 毎日が少し軽くなる

そんな変化を感じる方は少なくありません。

あなたの体には、回復する力がちゃんと備わっています。
次は「体はどう変われるのか」を、一緒に見ていきましょう。

また読みたくなる、そんなヒントを次回もお届けします。

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辻佳孝

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