朝の光と自律神経のふしぎな関係
朝起きるのがつらい。
学校や会社に行きたくない。
体がだるくて、頭がぼーっとする。
それ、自律神経の乱れかもしれません。
そして、そんな不調をやわらげるカギは、
実は「朝の光」にあるんです。
● 自律神経ってなに?
自律神経は、私たちの体をコントロールしてくれている大切な神経です。
心臓がドキドキするのも、汗をかくのも、寝ている間に体を休ませるのも、この自律神経のしごと。
この神経には2つのタイプがあります。
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交感神経:体をシャキッとさせる「がんばるモード」
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副交感神経:体をリラックスさせる「おやすみモード」
このバランスがくずれると、いろんな不調が出てくるんです。
● 朝がしんどい人が増えている
最近、「起立性調節障害」といって、朝起きられない子どもが増えてきています。
また、大人でも「ストレスや不眠」で朝から元気が出ないという人もたくさんいます。
なぜでしょうか?
大きな原因のひとつが、「朝の光不足」なんです。
● 光が体を目覚めさせる
人の体には**体内時計**があります。
これは、毎日同じ時間に起きたり、眠くなったりするしくみを作る時計のようなもの。
朝に光を浴びると、この体内時計がリセットされて、1日がちゃんとスタートします。
さらに…
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セロトニンという「しあわせホルモン」が出る
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夜になるとメラトニンという眠りのホルモンが作られる
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自律神経のリズムが整って、心も体も元気になる
つまり、朝の光は「体のスイッチ」なんですね。
● 光を浴びないとどうなるの?
たとえば、カーテンをしめたまま寝て、暗い部屋で朝を迎えると…
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体内時計がずれて夜に眠れない
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朝に起きられず、遅刻や不調につながる
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ストレスがたまりやすくなる
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気持ちが落ち込みやすく、うつ症状につながることも…
これってちょっと、こわいですよね。
でも大丈夫、ちゃんと朝の光をあびる習慣をつければ、体は少しずつ元気を取り戻します。
● 今日からできる!朝の光習慣
「よし、光をあびるぞ!」と思っても、むずかしいことはしなくて大丈夫。
次のようなかんたんなことを、できることから始めてみましょう。
① 起きたらカーテンを開けよう
まずは太陽の光を部屋に入れること。
くもりの日でも、外の光はとても強くて効果バツグン!
② ベランダや玄関に1〜2分出てみよう
外に出て日光を目に入れるだけでもOK。
目を閉じて、ゆっくり深呼吸するのもオススメ。
③ 朝の光を浴びながら散歩してみる
5分でも10分でも歩くと、血流もよくなって脳もスッキリ。
体がシャキッとして、1日を気持ちよく始められます。
④ 朝のスマホチェックはちょっと待って
起きてすぐにスマホを見ると、自律神経がびっくりします。
まずは光をあびて、体をしっかり目覚めさせてからにしましょう。
● 自分のリズムを取りもどそう
毎朝、光をあびることで、自律神経のバランスが整います。
すると…
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夜ぐっすり眠れる
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朝スッキリ起きられる
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1日が明るく、前向きに感じられる
つまり、体と心のリズムがもとに戻ってくるんです。
● 明日の朝が楽しみになる
もし今、朝がつらい、元気が出ない…と感じているなら、
それは体からの「助けて」のサインかもしれません。
でも、今日からたった1分の朝の光習慣を始めるだけで、
きっと未来は変わっていきます。
明日は、
きのうより少しだけ、元気な自分に出会えるはずです。
次回のテーマは「朝食と自律神経のつながり」。
朝ごはんの力で、心と体がどう変わるのか。お楽しみに!️
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DRT岸和田駅前整体院
辻佳孝
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