頚椎ヘルニアの簡単セルフチェック方法
「ヘルニア=腰」というイメージが強いですが、実は首(頚椎)にも起こります。特に過去に交通事故や怪我をした方で、首・肩・腕・手に痛みやしびれがある方は、頚椎ヘルニアの可能性があります。簡単なセルフチェック方法をご紹介しますので、ぜひ試してみてください。
セルフチェック方法
-
仰向けで寝る(枕なし・フラットな状態)
- 痛みやしびれがなければ、頚椎ヘルニアの可能性は低いです。
- 症状がある場合は、次のステップへ進みます。
-
枕を入れてチェック(症状の軽減度を確認)
- レベル1(軽症):2〜5cmの枕を使用 → 症状が軽減すれば軽症の可能性
- レベル2(中程度):5〜8cmの枕を使用(アゴを引いた姿勢)→ 症状が軽減すれば中程度の可能性
- レベル3(重症):8cm以上の枕を使用(さらにアゴを引いた姿勢)→ 症状が軽減すれば重症の可能性
なぜこのチェックが有効か?
首の神経の通り道(椎間孔)の圧迫が枕を高くすることで軽減され、症状が和らぐためです。重症レベルになると、仰向けで寝ることができず、座ってしか眠れない方もいます。
セルフチェックで陽性だった方へ
症状が軽減した場合は、頚椎ヘルニアの可能性が高いので、MRI検査を受けることをおすすめします。もし判断が難しい場合は、当院で指標検査を行いますので、お気軽にご相談ください。
また枕の高さについて賛否はありますが、選び方の基準は症状が「軽減したレベルの高さ」にすると、よく眠れるかと思いますのでぜひお試しください。
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
DRT岸和田駅前整体院
辻佳孝