「あごがカクカク」「口が開かない?」それって“顎関節症”かも!
「朝起きたら、あごが痛い…」
「ごはんを食べると、あごからカクカク音がする…」
「大きく口を開けられない…」
そんなこと、ありませんか?
それ、もしかしたら顎関節症(がくかんせつしょう)かもしれません。
ちょっとむずかしい名前だけど、最近は子どもから大人まで増えている身近なトラブルなんです。今回は、このあごの不調について、わかりやすくお話ししていきます。
顎関節症ってなに?
顎関節症とは、あごの関節や筋肉にトラブルが起きて、痛みや動かしにくさが出る状態のことです。
よくある症状は、
-
あごの痛み(とくに耳の前あたり)
-
口が大きく開けられない
-
口を開けるとカクッと音がする
-
あごがだるい・重たい
-
食事がしづらい
といったもの。軽くすむ人もいれば、生活に支障が出るほどつらくなる人もいます。
どうして顎関節症になるの?
顎関節症の原因はいくつかありますが、よくあるのが以下のようなことです。
✔ 食いしばり・歯ぎしり
無意識にギュッとあごに力を入れてしまうクセがあると、関節や筋肉に大きな負担がかかります。とくに寝ているときの歯ぎしりは自分では気づきにくいんです。
✔ ストレス
実はストレスも大きな原因です。イライラしたときや不安なとき、知らないうちに噛みしめをしていることがあります。ストレスで体がこわばると、あごもこわばってしまいます。
✔ 姿勢の悪さ
スマホやゲーム、長時間の勉強などでうつむいた姿勢が続くと、あごの位置がズレて関節に負担がかかります。
✔ 噛みぐせ
いつも同じ側で食べるクセがあると、あごのバランスが悪くなってしまいます。
「ちょっとだけ痛いから大丈夫」と思ってない?
じつは、この顎関節症、放っておくと悪化することがあるんです。
-
あごの痛みが強くなって、ごはんが食べにくくなる
-
あごの音がどんどん大きくなって、不安になる
-
首こり・肩こり・頭痛まで出てくる
-
気分が落ちこむ、集中できない
こんなふうに、全身に悪い影響が出てしまうこともあります。
「ただのあごの問題でしょ?」と思っていると、あとで困るかもしれません。
顎関節症をよくするためにできること
それでは、どうやったら顎関節症のつらさをやわらげることができるのでしょうか?今日からできる、やさしい工夫を紹介します。
🌟 1. あごを休ませる
大きな口を開けすぎないようにしたり、ガムを長時間かまないようにするだけでも、あごの負担をへらすことができます。
🌟 2. あたためてほぐす
耳の前あたりをあたたかいタオルでじんわり温めると、筋肉のこわばりがほぐれて楽になります。
🌟 3. 姿勢を見直す
スマホやゲームをするときは、顔を下に向けすぎないように注意。本を読むときも、机の上にひじをついてうつむかないように意識しましょう。
🌟 4. ストレス発散をしよう
ストレスがたまると、どうしてもあごに力が入ります。深呼吸やストレッチ、好きなことをする時間を大事にしましょう。
🌟 5. 歯医者さんに相談するのも大事
あごの痛みがひどかったり、長く続いているときは、早めに歯医者さんやお医者さんに相談するのも大切です。マウスピースをつかって歯ぎしりをやわらげる治療をすることもあります。
🌟6, 身体全体から診ることも大事
歯科医や口腔外科で診てもらったけど良くならない方も多くおられます。マウスピースは歯をプロテクト、守る役目はあっても顎関節症が良くなることはありません。身体の歪み、背骨のズレなどが原因となり、その代償としてアゴにまで影響があるということになります。その場合には身体のバランスを整えることにより顎関節症が良くなる臨床ケースが多数ございます。
自分のあご、大事にしよう!
あごは、毎日話したり、ごはんを食べたり、笑ったりするために欠かせない大切な場所。でも、意外と無理をさせていることが多いんです。
もし今、
-
あごに違和感がある
-
口を開けにくい
-
音がする
-
朝、あごがだるい
そんなことがあったら、「まだ大丈夫」と思わずに、今日からあごをいたわる生活をはじめてみてください。
小さなことの積み重ねが、きっとあなたのあごと体を守ってくれます。
あごの不調は、あなたの体からの「ちょっと休ませて〜」というサインかもしれません。
その声に気づいて、やさしくケアしてあげることが、元気な毎日につながる第一歩です🌸
問い合わせ先
•住所:岸和田市土生町3−15−24 Mフラット201
•電話番号:072-447-9370
↑↑↑ こちらから!
•営業時間:
火曜日~金曜日 /
10時00分~13時00分
14時00分〜19時00分
土曜日 / 10時00分〜16時00分
日曜日 / 9時00分〜12時00分
月曜日 / 休診日
DRT岸和田駅前整体院
辻佳孝
フォロー、お願いいたします