睡眠と自律神経の関係
「なかなか眠れない」「寝ても途中で目が覚める」「朝起きても疲れが残っている」──このような睡眠の悩みを抱えていませんか?
実はその背景には、自律神経の乱れが深く関わっています。
現代人に増えている 不眠や睡眠障害 の多くは、生活習慣やストレス、スマホの使いすぎなどによって 交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかない ことが原因です。
自律神経と睡眠の仕組み
自律神経は「体の自動調整スイッチ」のようなもの。
-
交感神経:日中の活動モード。心拍数や血圧を上げ、集中力を高める。
-
副交感神経:夜の休息モード。体をリラックスさせ、眠りや回復を促す。
本来であれば、夜になると 副交感神経が優位になり、自然に眠りに入れる状態 になります。
しかし、現代社会では以下の要因が交感神経を刺激しすぎてしまいます。
-
スマホやパソコンのブルーライト
-
遅い時間の食事やアルコール
-
強いストレスや緊張
-
運動不足や生活リズムの乱れ
これが「眠れない」「眠りが浅い」「朝スッキリしない」という 睡眠の質の低下 につながっているのです。
睡眠不足と自律神経の乱れがもたらすリスク
「眠れないけど、まあ大丈夫」と放置していませんか?
実は 慢性的な睡眠不足は自律神経失調症を引き起こし、体と心に深刻な影響 を与えます。
-
免疫力の低下 → 風邪や感染症にかかりやすい
-
ホルモンバランスの乱れ → 肥満、肌荒れ、老化の加速
-
自律神経の不調 → 頭痛、めまい、動悸、冷え性
-
精神的ストレスの悪化 → イライラ、不安感、うつ症状
つまり、質の悪い睡眠は健康リスクそのもの。放っておくと生活習慣病や慢性疲労、心身の病につながる危険性があります。
自律神経を整え、睡眠の質を高める方法
では、どのようにすれば 自律神経を整え、眠れる体をつくれるのか?
ポイントは「生活習慣の見直し」です。
1. 寝る前のスマホ・PCを控える
ブルーライトは交感神経を刺激し、脳を覚醒させます。
2. ぬるめのお風呂でリラックス(40℃)
副交感神経を優位にして、眠りに入りやすくなります。
3. 深呼吸や軽いストレッチ
呼吸を整えることで自律神経が安定し、リラックス状態に。
4. 毎日同じ時間に寝て起きる
生活リズムを整えることが、体内時計と自律神経の安定につながります。
5. 寝室の環境を整える
暗さ・静かさ・適度な温度は、睡眠の質を高める大切な条件です。
今こそ「睡眠の質」を最優先に
睡眠は「ただ体を休める時間」ではなく、心と体をリセットし、明日の活力を生み出す回復の時間です。
「眠れないのは仕方ない」と我慢していると、慢性的な自律神経失調やうつ症状、生活習慣病に進行する恐れがあります。
だからこそ、 睡眠と自律神経の関係を理解し、今から改善に向けた行動をとることが必要 です。
行動の一歩を踏み出そう
-
今日から寝る前のスマホをやめる
-
お風呂上がりに深呼吸をする
-
睡眠のリズムを整える
小さな習慣の積み重ねが、自律神経を整え、眠れる体をつくります。
それでも改善しない場合は、整体や呼吸法、食習慣の見直しなど、体のバランスを根本から整えるアプローチを取り入れることも大切です。
問い合わせ先
•住所:岸和田市土生町3−15−24 Mフラット201
•電話番号:072-447-9370
↑↑↑ こちらから!
•営業時間:
火曜日~金曜日 /
10時00分~13時00分
14時00分〜19時00分
土曜日 / 10時00分〜16時00分
日曜日 / 9時00分〜12時00分
月曜日 / 休診日
DRT岸和田駅前整体院
辻佳孝