五十肩になったらどうする?
ある日突然、肩がズキッと痛くなって腕が上がらない…。
服を着るのも、髪をとかすのも、寝るのもつらい…。
そんな「五十肩」になってしまったとき、
「どうしたらいいの?」と困ってしまいますよね。
でも大丈夫。
今日は、おうちでできるセルフケアを、やさしくお話しします。
きっとあなたの体と心が、少しずつ軽くなるヒントになります。
◆ 動かしたくても、動かせない…
五十肩は、「肩関節周囲炎(けんかんせつしゅういえん)」とも呼ばれ、肩の関節に炎症が起きて、
痛みと動かしづらさが出る状態です。
特に、
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腕を上げようとすると激痛
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服の着脱がつらい
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寝ていると痛くて目が覚める
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頭の後ろに手が回らない
というような症状が出てきます。
「がんばって動かさないと固まるって聞いたから」と無理に動かすのは、
実は逆効果のこともあります。
◆ 誰でもなる、だからこそ焦らないことが大事
五十肩は、40代〜60代の方によく見られるものですが、年齢にかかわらず誰にでも起こる可能性があります。
特に…
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長時間のスマホやパソコンで、肩がこっている人
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運動不足で、肩の可動域がせまくなっている人
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姿勢が悪くて、肩関節に負担がかかっている人
こんな生活が続いていると、知らないうちに肩が悲鳴をあげてしまうのです。
「がんばりすぎた」「疲れをためていた」そんな自分を責めるのではなく、
「よくここまでがんばったね」と自分をいたわってあげる時間を持ちましょう。
◆ まずは痛みを落ち着かせる!セルフケアの基本
五十肩になったとき、**一番大切なのは『無理をしないこと』**です。
特に痛みが強い「急性期(きゅうせいき)」には、炎症が起きているため安静が必要です。
✅【1】三角巾で腕を吊る
動かすたびに痛いなら、三角巾やタオルなどで腕を支えるのがオススメです。
腕の重みで肩に負担がかかるのを防ぎ、痛みも軽くなります。
🔸ポイント:高すぎず、肩がリラックスする位置に吊るすのがコツ。
✅【2】服の着方を工夫しよう
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肩が痛いほうから袖を通す
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脱ぐときは痛い側を最後にする
この順番を守るだけで、グンと楽になります。
前開きの服や、ゆったりした素材の服を選ぶのも、負担を減らすコツです。
✅【3】寝るときはクッションやタオルを使う
寝ているとき、痛い肩が下になると、夜中に目が覚めてしまうことがあります。
そんなときは、タオルやクッションで腕を少し持ち上げるようにしてみてください。
腕をのせておくことで、肩の関節がリラックスして、眠りやすくなります。
◆ 間違ったケアで長引くことも…
五十肩は、ほうっておいてもそのうち治ることもありますが、
間違った動かし方や、安静のしすぎで、逆に悪化してしまうこともあります。
たとえば…
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無理に肩をぐるぐる回して、炎症がひどくなる
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まったく動かさずにいたら、関節が固まって「凍結肩」になる
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夜眠れずにストレスがたまって、自律神経が乱れる
こうなると、回復に1年以上かかることも…!
だからこそ、「痛みがあるときは安静」「少しおさまってきたらリハビリ」
という段階的なセルフケアが大切です。
◆ 今日からできる小さな工夫
「完璧にやらなきゃ」ではなく、
「できることを、少しずつ」でいいのです。
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洋服の着脱はゆっくりと
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寝る前に腕をタオルでやさしく支える
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無理のない範囲で、深呼吸と肩の力を抜く
ちょっとしたことでも、毎日の積み重ねが、
肩の痛みを少しずつ和らげてくれます。
◆ 体をいたわる時間が、自分を大切にする時間になる
五十肩になってしまったら、それは「休んでいいよ」という体からのサインかもしれません。
焦らず、比べず、自分のペースでケアをしていくことで、
やがて肩はゆっくりと、でも確実に回復に向かいます。
「痛みはあったけど、そのおかげで自分の体と向き合えた」
そう思える日がきっときます🌸
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辻佳孝
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