坐骨神経痛 日常生活で気をつけるポイント
「歩くとお尻が痛い…」「イスに座っていると足がしびれてくる…」「立ち上がるとズキッとする…」
こんな毎日が続いていませんか?
それ、坐骨神経痛のサインかもしれません。
坐骨神経痛とは、腰から足に向かって伸びている坐骨神経という太い神経が、何かの原因で圧迫されたり刺激されたりして起こる「痛み」や「しびれ」のことです。
とてもよくある症状ですが、放っておくと歩けなくなるくらい悪化することも…。
今回は、坐骨神経痛のある方が日常生活で気をつけたいポイントをわかりやすくお伝えします。
■ あなたが抱えている問題
坐骨神経痛を抱えている方は、次のような悩みをよく口にされます。
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立っていても、座っていても、どっちにしても痛い…
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動きたいのに、動くと痛くなるから運動不足になる
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靴下を履くのもつらい
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長時間歩けなくなった
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夜、しびれやズキズキした痛みで目が覚める
こうした悩みは、日常のちょっとした姿勢や動き方のクセによって、神経や筋肉に負担をかけていることが多いです。
■ 私自身も経験者です
痛いと、無理をしないように「じっとしていよう」と思ってしまいますよね。
でも、それがかえって悪化の原因になることもあります。
痛みがあるとイライラしてしまったり、「また今日も痛い」と朝から憂うつな気持ちになったり…。
気持ちも沈んで、やりたいこともできなくなっていく…。
そんな悪循環、本当にツラいですよね。
私自身、学生時代に陸上競技をしていて、ひとりでトイレへも行けないほどの足腰の痛みで心身ともに疲弊し、陸上競技人生を諦め涙しました。
■ 「ちょっとした工夫」から
坐骨神経痛をやわらげるには、日常生活での姿勢や動作を見直すことがとても大切です。
ここでは、すぐに始められるコツを紹介します。
① 長時間同じ姿勢を避ける
長時間イスに座ると、神経や筋肉がギュッと圧迫されます。
1時間に1回は立ち上がって、軽く体を伸ばしたり、歩いたりしましょう。
② 座るときの「座り方」に注意
イスに座るときは、背もたれにもたれず、背筋をスッと伸ばして座りましょう。
お尻の奥(坐骨)でしっかり座るのがコツです。
足を組むのもNG。骨盤がゆがんで、神経を圧迫しやすくなります。
③ 重いものを持つときは「しゃがんでから」
腰を丸めて重い物を持つのは禁物。
しゃがんでから、ひざと太ももの力で持ち上げるようにしましょう。
腰に負担がかかりにくくなります。
④ 軽いストレッチを習慣に
朝や寝る前に、お尻や太もものうしろの筋肉をやさしく伸ばすストレッチがおすすめです。
筋肉がやわらかくなると、神経への負担もやわらぎます。
⑤ お風呂で筋肉をゆるめる
38〜40度のお風呂に10〜15分ゆっくり入るだけで、血のめぐりがよくなり、筋肉もリラックス。
神経への刺激もやわらいで、痛みが軽くなることがあります。
■ 放っておくとどうなるの?
痛いからといって、ずっと何もしないでいると…
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筋肉がどんどん弱っていく
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神経が慢性的に圧迫されて、手術が必要になることも
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心までふさぎ込んで、生活の質が下がってしまう
という危険もあります。
痛みは、「からだからのSOS」です。
無視せずに、きちんと向き合ってあげることが大切です。
■ 今日からできる小さな一歩
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座る姿勢を見直す
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1時間に1回、体を伸ばす
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お風呂でゆっくりあたたまる
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足を組まない
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痛くない範囲でストレッチしてみる
どれかひとつでも、今日から始めてみませんか?
少しずつでも行動すれば、必ずカラダは応えてくれます。
■ 明るい未来へ
坐骨神経痛は、正しい知識とちょっとした工夫でずいぶん軽くすることができます。
もしあなたが、「もうこの痛みと一生つきあっていくのかな…」とあきらめかけているのなら、今日のこの記事が小さな希望の種になればうれしいです。
痛みがやわらぎ、また好きな場所へお出かけできるようになる。
そんな未来を、一緒に目指していきましょう。
また次回も、あなたの体に役立つお話をお届けしますね。お楽しみに!
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辻佳孝
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