脊柱管狭窄症の手術っていくらかかるの?
「脊柱管狭窄症」という病気は、主に年をとってから、腰の骨のなかを通る神経がせまくなって、痛みやしびれが出る状態です。
ひどくなると歩けなくなったり、足に力が入らなくなったりして、ふつうの生活がむずかしくなることもあります。
病院では、薬やリハビリでよくならないとき、「手術」をすすめられることがあります。
でもそこで気になるのが…お金のことですよね。
◆「手術って高そう…」という不安
「入院っていくらかかるの?」
「手術代って全部自分で払うの?」
「年金暮らしだからムリかも…」
こんなふうに、費用について心配する方はとても多いです。
たしかに、脊柱管狭窄症の手術にはいろいろな費用がかかります。たとえば:
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手術代
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麻酔の費用
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入院費用(ベッド代や食事代)
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リハビリの費用
健康保険を使っても、入院期間が1週間〜10日くらいになると、自己負担が10万円前後になることもあります(病院や治療の内容によって異なります)。
◆高額療養費制度って知ってる?
でも安心してください。日本には「高額療養費制度」という仕組みがあります。
これは、医療費がある一定の金額をこえたときに、その分をあとで戻してくれる制度です。
たとえば、手術や入院で15万円かかったとしても、実際に払うのは収入に応じて約5万円〜9万円くらいにおさえられます。
この制度を使えば、「手術を受けたいけどお金が心配…」という方の不安が、ぐっと少なくなるんです。
◆知っておきたいポイント
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事前に「限度額適用認定証」を申請しておくと、病院の窓口で払う金額が最初から少なくなります。
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健康保険証を使えば、基本的に全国どこの病院でもOKです。
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お金を払いすぎてしまったときも、あとから申請すれば返金されることが多いです。
※わからないときは、加入している健康保険組合や市役所の窓口で聞いてみましょう。
◆それでも迷ってしまうあなたへ
「手術はこわいし、出費もあるし、もう少しがまんしようかな…」
そう思ってしまう気持ちも、よくわかります。
でも、脊柱管狭窄症は、進行する病気です。
歩ける距離がどんどん短くなったり、足のしびれが強くなったり、排尿や排便のコントロールがむずかしくなる人もいます。
いちばん怖いのは、「知らないうちに日常生活が奪われていくこと」です。
◆手術を受ける人が増えている理由
最近では、内視鏡を使った手術や、背中を大きく切らない方法も増えてきました。
体への負担も少なく、回復も早いので、70代や80代でも手術を受ける方が増えています。
さらに、リハビリや生活習慣の改善と組み合わせることで、「前より元気になった」と言う人も多いんです。
◆まずは行動してみよう!
いきなり手術を決める必要はありません。
でも、今の体の状態を知ることはとても大切です。
✅ 病院で検査を受けてみる
✅ 高額療養費制度について調べる
✅ 自分に合った治療法を考えてみる
これらを今のうちに少しでもやっておくことで、もしものときに慌てずにすみます。
◆未来は変えられる
「手術」という言葉にドキッとしてしまったかもしれません。
でも、ちゃんと制度を使えば、無理なく乗りこえることができるんです。
大事なのは、自分の体をあきらめないこと。
体の声を聞きながら、少しずつ、できることから始めてみましょう。
また「手術」の前に、やれることがないか?他に方法がないか?と思っていらっしゃる方、また術後経過に不安がある方は私にご相談くださいませ。
あなたが元気に歩ける日々を取り戻せるように、これからも体と心にやさしいヒントをお届けしていきますね。
また次回、お会いしましょう!
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DRT岸和田駅前整体院
辻佳孝
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