雨の日にズキズキ…その頭痛、もしかして「天気痛」かも?
「雨が降る前になると頭が痛くなる…」
「天気が悪い日は、朝からだるくて動けない」
そんな経験、あなたにもありませんか?
実は、こうした体の不調は「天気痛」とも呼ばれていて、気圧の変化が関係しています。
中でも「頭痛」は多くの人が悩む症状のひとつです。
今回は、雨の日に頭が痛くなる理由と、今日からできる対策について、やさしくお話しします。
● 雨の日に起こる「謎の頭痛」…原因は何?
雨が降る日は、気圧が低くなります。
この「低気圧」が、わたしたちの体にじわじわとストレスをかけてきます。
とくに関係しているのが、「自律神経 」という、体の中のバランスをとる神経です。
自律神経が乱れると、血管が急に広がったり、縮んだりしてしまい、それが片頭痛を引き起こすのです。
● どんな人が「雨の日頭痛」になりやすいの?
・天気が悪くなると体調が悪くなる人
・もともと頭痛もちの人
・ストレスを感じやすい人
・生活リズムが乱れている人
こういった人は、天気の変化に敏感で、自律神経も乱れやすい傾向があります。
また、耳の奥には気圧の変化を感じ取るセンサーのような部分があります。
このセンサーが過敏になっていると、気圧の変化に強く反応し、頭痛や気分の落ち込みを引き起こします。
● 「頭が痛い」だけじゃない!他にもある天気痛のサイン
気圧が下がることで起きる体の変化には、次のようなものがあります:
✅ 体がだるい
✅ めまいがする
✅ 肩や首がこる
✅ 胃の調子が悪い
✅ 気分が落ち込む
✅ イライラしやすくなる
つまり、ただの「雨の日ブルー」ではなく、体のサインかもしれないのです。
● 放っておくとどうなるの?
「いつものことだし…」と、ついガマンしてしまう人も多いと思います。
でも、頭痛を何度もくり返していると、脳が「痛み」を覚えてしまい、慢性頭痛になることも。
また、痛みが続くと、勉強や仕事に集中できなかったり、外に出るのがつらくなったりして、心にも影響が出てきます。
大切なのは、早めに気づいて、ケアしてあげることです。
● 今日からできる!雨の日頭痛の3つの対策
① 朝の光を浴びよう
曇りでもカーテンを開けて、自然の光をあびることで、自律神経のスイッチが切り替わります。
「おはよう!」と背すじをのばすだけでも、頭がスッキリします。
② 耳のマッサージをしよう
気圧を感じ取るセンサーがあるのは耳の奥。
耳たぶをつまんで、前後にやさしくくるくる回したり、上下に軽く引っぱったりすると、頭の重さがやわらぐことがあります。
️ ③ 生活リズムをととのえよう
自律神経が元気になるには、「決まった時間に寝て、決まった時間に起きる」ことがとても大切です。
スマホやゲームは、寝る前1時間はおやすみしましょう。
● こんなツボもおすすめ!
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百会(ひゃくえ):頭のてっぺんにあるツボで、気持ちを落ちつけます
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風池(ふうち):首のうしろ、頭のつけね。頭痛や肩こりにも
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合谷(ごうこく):手のこう、親指と人さし指のあいだ。痛みをやわらげます
強く押しすぎず、「イタ気持ちいい」くらいでゆっくり試してみましょう。
● あなたのひと工夫が、頭痛の未来を変える!
天気はコントロールできませんが、自分の行動は選べます。
「今日は耳をマッサージしてみよう」
「夜はスマホを早めに切ろう」
その小さな選択が、自律神経を整え、頭痛を遠ざけることにつながります。
● 雨の日でも、笑ってすごせるように
雨の日が近づくと、気持ちが落ちこんだり、頭がズキズキしたり。
そんな悩みを抱えている人が、実はたくさんいます。
でも、今日ここまで読んでくれたあなたは、もうひとつ前に進めています。
頭痛のしくみを知って、ちょっとした工夫ができるようになったからです。
これからは、雨が降っても「大丈夫、対策してあるから」と思えるようになるかもしれません。
そして、体も心も、少しずつ元気を取り戻していけるはずです。
次回は、「気圧の変化とめまいの不思議な関係」についてご紹介します。
お楽しみに!
また読みにきてくださいね
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辻佳孝
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