股関節を守る歩き方 〜今日からできるやさしい一歩〜
「歩くだけで股関節が痛い…」
「長く歩くと足のつけ根がズキズキしてくる…」
そんな悩みを抱えていませんか?
病院に行っても、「年のせい」「体重のせい」などで片づけられてしまい、どうしていいかわからない方も多いかもしれません。でも実は、「歩き方」を変えるだけで、股関節への負担がぐんと減ることをご存じですか?
今回は、股関節を守るための歩き方について、分かりやすくお伝えします。
難しい知識や運動はいりません。今日からすぐにできる内容ですので、どうぞ最後までお付き合いください。
こんな悩み、ありませんか?
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階段の上り下りがつらい
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歩いているときに脚のつけ根がピリピリする
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病院では「変形性股関節症」と言われて不安
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足をひきずるような歩き方になってしまう
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長時間歩くと、腰やひざも痛くなる
これらはすべて、股関節に余計な負担がかかっているサインです。
放っておくと、痛みが強くなったり、手術が必要になったりするケースもあります。
なぜ歩き方が大事なの?
私たちは1日に6,000〜10,000歩も歩くと言われています。
このとき、姿勢が悪かったり、足の使い方が間違っていたりすると、股関節に何千回ものダメージがかかってしまうのです。
特に、こんな歩き方は要注意です:
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うつむいて歩く
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足の外側だけで着地している
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ガニ股や内股になっている
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片足にばかり重心をかける
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靴のかかとだけがすり減っている
これらは骨盤のゆがみや体のバランスのくずれを引き起こし、股関節・腰・ひざの不調につながる共通点があります。
股関節を守る正しい歩き方とは?
以下の5つのポイントを意識してみてください。
① 頭のてっぺんを天に引っぱられるイメージ
背すじをスッと伸ばしましょう。猫背になると骨盤がゆがみ、股関節に負担がかかります。
② 親指の付け根で地面をける
足の外側ばかり使うと、股関節がねじれます。足の親指側でしっかり地面を押し出すことが大切です。
③ おへそを前に出すように
脚ではなく体幹=お腹の中心を使って歩くように意識すると、バランスが安定します。
④ 小股で歩く
歩幅を広く取りすぎると、股関節が開きすぎて痛めやすくなります。小さな一歩でコツコツ進みましょう。
⑤ 肩の力を抜いてリラックス
肩がガチガチになると、肋骨や肩甲骨にもゆがみが出て、体全体のバランスが崩れます。
放っておくと、どうなる?
歩き方のクセを放置すると、股関節の軟骨がすり減って「変形性股関節症」が進行してしまいます。
さらに、股関節が悪くなると:
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腰痛がひどくなる
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膝が痛くなる
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足がむくみやすくなる
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日常生活の動作(立つ、座る、階段)がしんどくなる
こうなると、体を動かすのがイヤになって、運動不足・体力低下・筋力の衰え…と悪循環に陥ってしまいます。
今日からできる行動
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朝起きたら、鏡の前で姿勢チェック
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1日1回、「正しい歩き方」を意識して10分だけ散歩
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靴底のすり減り方を観察(外側がすり減っていたら要注意)
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重たいカバンは片方だけに持たない
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疲れたらこまめに休む(ムリしないことが大切)
未来は変えられる!
もし、今は歩くのがつらくても、正しい歩き方を身につけることで、体は少しずつ変わっていきます。
股関節がラクになると、体全体が軽くなり、表情まで明るくなります。
「またお出かけしたいな」
「もう一度、あの場所まで歩いて行きたいな」
そんな未来を思い浮かべながら、今日からの一歩を大切にしてみてください。
また、次回は「座っているときに股関節を守るコツ」についてお届けします。どうぞお楽しみに!
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DRT岸和田駅前整体院
辻佳孝
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