脊柱管狭窄症と食習慣の関係 〜体の中から神経を守る〜
■ 脊柱管狭窄症とは?
脊柱管狭窄症は、背骨の中にある「脊柱管」という神経の通り道が加齢や生活習慣の影響で狭くなり、腰痛・坐骨神経痛・足のしびれ・間欠性跛行(しばらく歩くと足が痛くなり休むと楽になる症状)などを引き起こす病気です。
背骨の変形や椎間板の老化が主な原因ですが、実は 日々の食習慣が症状の進行や回復に大きく影響していることをご存じでしょうか?
■ 患者さんが抱える食習慣の問題
-
外食やコンビニ食が多く、栄養が偏っている
-
甘い物や揚げ物が好きでつい摂りすぎる
-
塩分過多で血流が悪くなりやすい
-
水分不足で血液がドロドロになりやすい
-
忙しくて食事を抜くことが多い
こうした食習慣の乱れは、脊柱管狭窄症の症状を悪化させる要因となります。
■ 食習慣と自律神経・神経圧迫の関係
食事は単にエネルギーを補うだけでなく、神経の修復・血流の改善・自律神経の安定に直結しています。
-
糖質や脂質の摂りすぎ → 体の炎症が進み、神経圧迫が悪化
-
野菜不足 → 抗酸化物質やビタミン不足で神経の回復が遅れる
-
タンパク質不足 → 筋肉や神経の修復ができない
-
水分不足 → 血流が滞り、しびれや冷えが悪化
-
不規則な食事 → 自律神経が乱れ、痛みが慢性化
このように、食生活は脊柱管狭窄症の進行に密接に関わっています。
■ 改善のための食習慣ポイント
-
抗酸化作用のある食材を摂る
ビタミンC(柑橘類・ブロッコリー)、ビタミンE(ナッツ類・アボカド)、ポリフェノール(緑茶・ベリー類)は神経の酸化ストレスを防ぎます。 -
タンパク質をしっかり摂る
魚・鶏肉・豆類・卵などは神経と筋肉の修復に欠かせません。 -
オメガ3脂肪酸を取り入れる
青魚や亜麻仁油は炎症を抑え、血流改善に役立ちます。 -
カルシウム・マグネシウムで骨を守る
小魚・海藻・大豆製品は骨の健康に欠かせません。 -
水分を意識して摂る
血流を良くするために、こまめな水分補給を心がけましょう。
■ 危機感を持つべき理由
「食習慣は直接関係ない」と思っている方も多いですが、実際は炎症・血流・神経修復すべてに影響しています。
食生活を改善しないままでは、いくら整体や薬で一時的に良くなっても 再発や慢性化のリスクが高まります。
放置すれば、最悪の場合 歩行困難・手術といった状況に進行することもあります。
■ 今すぐできる行動
-
今日の食事に「野菜・魚・豆類」を必ず一品加える
-
清涼飲料水や甘いお菓子を控える
-
水筒に常温の水やお茶を入れて持ち歩く
-
外食では「揚げ物より煮物」「丼より定食」を選ぶ
-
栄養バランスに意識を向ける
小さな積み重ねが、背骨と神経の未来を守ります。
■ まとめ
脊柱管狭窄症は、背骨や神経の問題だけでなく、食習慣や自律神経の乱れとも深く関わっている病気です。
背骨を整えるケアと同時に、体の中から神経を守る「食習慣改善」を取り入れることで、より根本的な回復が期待できます。
健康な背骨と神経を維持するために、今日から一口の食事を見直してみませんか?
問い合わせ先
•住所:岸和田市土生町3−15−24 Mフラット201
•電話番号:072-447-9370
↑↑↑ こちらから!
•営業時間:
火曜日~金曜日 /
10時00分~13時00分
14時00分〜19時00分
土曜日 / 10時00分〜16時00分
日曜日 / 9時00分〜12時00分
月曜日 / 休診日
DRT岸和田駅前整体院
辻佳孝