「マッサージや整体で具合が悪くなるのは失敗?」いいえ、それ好転反応かもしれません。
「整体に行ったら、体がダルくなった」「マッサージを受けた翌日に頭痛がした」
こんな経験をしたことはありませんか?
これらは、いわゆる「好転反応」と呼ばれるものかもしれません。
でも、体がつらくなるのに「好転」って、ちょっと変ですよね。
今回は、整体やマッサージを受けた後に起こる好転反応について、
なぜ起こるのか?心配しなくていいのか?どう対処すればいいのか?を
分かりやすく解説します。
■ それ、本当に「悪化」じゃないかも?
多くの人が勘違いしやすいのが、施術後に出る体の不調を「失敗」や「悪化」ととらえてしまうことです。
ですが実は、体が治るための通過点として、一時的にだるさや痛みが出る場合があります。
これは「好転反応」と呼ばれ、整体・マッサージ・鍼灸・デトックス・ファスティングなどでも起きる現象です。
▼ よくある好転反応の症状
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眠気
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頭痛
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だるさ
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筋肉痛のような痛み
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下痢や便秘
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気分の波(イライラ・不安感)
これらの反応は、自律神経の働きや血流の変化、老廃物の排出が関係しているといわれています。
■ 抱えている本当の問題とは?
好転反応が出たとき、多くの方がこう感じます。
「せっかく体をよくしようと来たのに、逆につらくなった…」
「これ以上悪化するんじゃ…?」
「もう行かない方がいいのかな…?」
この不安こそが、一番の問題です。
体の変化に対する正しい理解がないと、せっかくの改善チャンスを逃してしまうことがあります。
■ 不安になるのは当然です。
知らなければ誰でも不安になります。
体にとって初めての刺激。今まで動かなかった筋肉や関節、整い始めた自律神経。
体が反応して、何かしらのサインを出すのは自然なことです。
特に、長年コリや不調を抱えていた方ほど、反応が強く出ることがあります。
これは「悪いものが一気に動き始めた」サインともいえるのです。
■ どうすれば安心して受けられる?
まず知っておいてほしいのは、好転反応は数日で落ち着くということです。
一般的には、24〜72時間以内に軽快するケースが多いです。
▼ 対処法・アドバイス
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水分をたっぷり摂る(老廃物の排出を助けます)
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無理せず体を休める(寝る・湯船にゆっくりつかる)
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食事を軽めにする(消化に負担をかけない)
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呼吸を深くゆっくり行う(副交感神経が優位になります)
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症状が長引く・強すぎると感じたら、施術者に相談する
施術を受ける前に「好転反応があるかもしれない」と説明してくれる治療院なら、信頼できる目安にもなります。
■ 知らないと、せっかくの回復チャンスを逃すかも
好転反応を「副作用」「危険」と決めつけてしまい、通うのをやめてしまうと――
本来よくなるはずだった体が、元の不調に戻ってしまうことがあります。
特に、自律神経失調症・慢性疲労・肩こり・腰痛・冷え性・不眠など、
体全体のバランスが崩れている方には、好転反応が「好ましい兆候」となる場合もあります。
■ 体の声を信じて、一歩踏み出そう
「これって好転反応かな?」「無理して続けない方がいい?」
そんなときは、自己判断せず、施術者に気軽に相談してみてください。
あなたの体は、今まさに変わろうとしています。
その「変化」を正しく受け止めることで、回復のスピードも上がります。
体の声に耳を傾けることが、健康への第一歩です。
■ 症状に振り回されない自分になるために
健康とは、ただ「痛くない・つらくない」だけでなく、
自分の体を理解して、安心して生活できることだと思います。
整体やマッサージを通じて、体がどう変わるのかを一緒に学び、
自分の健康を「他人任せ」にしない。
それが、本当の意味での「治る力」につながっていきます。
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DRT岸和田駅前整体院
辻佳孝
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